2024/07/12

台南に残る120年前の瀬戸製タイル

 陳信安前観光局長のご紹介にあずかり、台湾古建築資材の研究センターを訪問しました。林秋婷主任と同僚の方に、事務所の隣にある「原台南庁長官邸」(1906年落成)地面の転写タイルを見せていただき、愛知県瀬戸市で焼かれたものだと教えていただきました。進呈した『台湾 和製マジョリカタイルの記憶』(康鍩錫著/大洞訳/トゥーヴァージンズ)をパラパラとめくっていると「それは台南西港の古民家のタイルですよ!」と主任が一言、さすがはプロです。

  今天透過陳信安前觀光局長的介紹,拜訪了「臺南市政府文化局文化資產科學檢測研究中心.」,他們專門研究台灣古建築的建材。林秋婷主任和同仁們帶我去看「原台南廳長官邸」(1906年蓋好)的藍白「轉印磁磚」,製造於日本愛知縣瀨戶地方的。我送她日語版《台灣老花磚的建築記憶》(康鍩錫著/大洞譯),正在我快速地翻頁時,林主任看到了一張小照片就說:這是台南西港的!果然很專業。