2014/12/24

佐々木千絵さんの原画展、似顔絵、トークイベント


 9月に下北沢B&Bでお互いの新書発表会を行ったイラストレーターの佐々木千絵さんと二人の娘さんたち、そして私の本も出していただいた書肆侃侃房の池田さん、前田さんが台南に来られ、この日民宿屎溝墘客廳にて佐々木さんのご著書『子連れ台北』の原画展、本やオリジナルグッズの販売、似顔絵、座談会そしてパーティーを開きました。
 お子さんたちが会計係をつとめ、本を買ってくださった方には佐佐木さんが似顔絵を描いてさしあげました。速くて可愛くてそっくりで、皆さんに心から喜んでいただけたようです。
 偶然台南にいらしていた『オモロイ台南』を書かれたヤマサキタツヤ・ハナコさんや私の学生たちなど数多くの方にお出でいただき、イラストをお仕事にされているOlla Bokuさんは私の手にタコの絵を、子供たちにウサギや象の絵を描いてくださいました。
 夜はスライドを映しながらの座談会。佐々木さん親子が過去に台湾で体験したこと、日本人の目から見て不思議に思えたことなどをお話されました。日本で発表したときとほぼ同じ内容でしたが、張乃彰さんの流暢な翻訳のおかげで台湾の方々にも大いに笑っていただけました。
 最後は各自持ち寄った日本のお土産や台湾の名産品の数々をどっさり机に並べてのミニパーティ。本当に楽しい一日でした。佐々木さん親子はこれから電車で環島(台湾一周)の旅に出ます。きっと旅の先々でもたくさんの素敵な出来事が待っていることでしょう。

  插畫家佐々木千繪老師跟他兩個小女兒從神奈川縣來到台南,辦了一場讓人高高興興的活動。白天舉辦原畫展,同時賣他的作品(書,貼紙,磁鐵跟手提袋),小朋友們負責會計,佐々木老師幫購買者畫「似顔繪」。畫得很快,很可愛,又很像,大家都非常地開心。當天滿多人來參加,互相交流,其中有幾個畫家,Olla Boku老師在我的手上畫了可愛的章魚,也幫小朋友們畫了兔子、大象等,當然他們都很開心。(佐々木老師的一個女兒隔天仍捨不得洗掉手上的熊貓,結果被一隻狗舐掉了)
  晚上舉辦座談會,一面放他的畫跟照片一面講解,張乃彰小姐幫他口譯,不斷地聽到笑聲。最後大家一起品嚐一堆佐々木老師跟他日本朋友們帶過來的日本點心及參加者各位帶過來的台灣名產。也有北海道的,東北的,長野縣的,京都的或九州的……。活動一切順利,特別感謝蔡宗昇廳長跟張乃彰小姐的幫忙。
  佐々木老師跟他女兒們之後要去坐車環島,祝他們旅程平安愉快。

2014/12/09

光華高中で蕎麦打ち体験会

 台南の私立光華高中で蕎麦打ち体験会を開かせてもらいました。1929年に女子教育の場として創立されたこの学校、元は家政裁縫講習所という名でした。 それだけにキッチンの設備は大変充実しています。事前準備やバイクでの道具運びこそいささか大変でしたが、蕎麦の面白みを学生さんたちに感じてもらえたな ら幸いです。来週はここで三線を教えてきます。

  在台南市私立光華高中舉辦蕎麥麵體驗製作會,這間學校創立於1929年,初名「私立家政裁縫講習所」,烹飪教室蓋得很棒,而且有兩間。雖然一些事先準備跟騎摩托車運用具不容易,不過能夠讓學生們分享蕎麥麵的趣味,感到很高興。
  預定下禮拜在這裡教彈沖繩三線琴,也很期待!














2014/12/07

日本語能力試験

 今日は日本語能力試験の開催日。会場は高雄でしたが、何人も学生や友人たちに会いました。年齢も社会的立場も学習目的もさまざまですが、何らかの夢をもって勉強している点は皆同じ。大きな夢が実現できたらもちろん素敵ですが、日々の僅かな学習のなかにも何らかの収獲は必ずあるもの。たとえテストが目的であっても、それをしっかり享受できたら学習はずっと楽しいものになるので、語学教師はその部分をお手伝いできるようでなければならないと思っています。


  「日本語能力試験」就在今天。在高雄會場遇到好幾個認識的人,也有我學生,也有我朋友,雖然大家的年級,身份和學習目的都不同,可是擁有某個夢想而學日文,是大家共同之點。祝福你們的努力有一天會成果。
  其實學語言的人都天天會有些收穫,它只是看不太清楚而已。讓學生們以剛學到的事情享受語言的滋味,這也是語言教師的存在意義之一。

2014/12/04

彰化県で蕎麦の花満開








 一週間ほど前、いつも蕎麦粉を買っている彰化県二林鎮農業組合の人が、蕎麦の花が咲き始めたと教えてくれた。一年に一度の機会、休日に彰化駅からレンタルバイクで一時間ほど走り、台湾で数少ない蕎麦の産地、二林へ来た。広々とした田畑の中で、白っぽい一角が目に入った。あれが蕎麦畑だ。
 初めてこんなに広い蕎麦畑を見ただけでも感慨深いのに、そのうえ満開の花! ここ数ヶ月の間、連日二林産の蕎麦粉を使って蕎麦を打ってきた。既にその風味を舌がおぼえている蕎麦粉は、この土地でお百姓さんに育てられたものなのだ。
 畑に足を踏み入れて観察する。蕎麦の花は白く小さく、密集している。蜜蜂が勤勉に飛び回って蜜を集め、モンシロチョウは悠然とひらひら舞っている。道端で車を停めて花畑を眺めている彼らはこれが何の花か知っているだろうか。
 蕎麦は種を蒔いてからおよそ七十日から七十五日で収獲できる。開花期間はそのうちの三週間程度という。あたかも雪のようなこの花畑はやがて茶色に変わるだろう。お百姓さん、ごくろうさま。今後ともあなたがたの蕎麦をいただきます。


  前一個禮拜,聽彰化縣二林鎮農會的人說:蕎麥田開始開花,很漂亮喔!
  一年只有一次的機會,從彰化火車站騎摩托車約一小時,來到了台灣的蕎麥故鄉二林,尋找蕎麥田,在寬闊的農地中有一片白白的地方,從遠方就看得出來,那就是!
  第一次看到這麼大片的蕎麥田,而且花正在盛開,令人非常地感動。我這幾個月都天天用二林產的蕎麥粉試做蕎麥,已熟悉其味道的蕎麥是在這塊土地被農民種的。
  進去田裡看看,蕎麥花長得白白又小小,很可愛,蜜蜂勤勉地飛來飛去收集蜜,白粉蝶悠然地飄飛。有些人把車子停在田旁看著花,不知他們知不知道這是什麼花。
  蕎麥播種後過七十到七十五天就可以收割,開花期間是其中的大約三個禮拜,這片恰似積雪一般的花田過一陣子就會變成茶色,辛苦農民,我會繼續天天吃您們種的蕎麥的。