2021/05/25

奇美医院に手作り弁当150食を寄付




  本日(25日)正午、レストランを経営する3名の「台南市日本人協会」会員より、台南一大きな民間総合病院である「奇美医院」のスタッフの方々に、合計150食のお弁当が寄付されました。
 提供者は「神戸厨房」の福田雄介氏、「貴一郎SRT燒肉」の大槻一郎氏、「Mr.拉麺」の野崎孝男氏です。また奇美医院に勤務する日本人医師で本協会会員でもある古関氏が橋渡し役となってくださいました。
 台南でも昨日から店内での飲食が禁止になるなど、飲食店経営者にとって非常に厳しい状況が続いている中、喜んでお弁当を作ってくださったお三方には頭が下がります。更にフタの上に「加油!」や「謝謝!」などのメッセージも。
 ストレスの中で懸命にお仕事をされている病院スタッフの方々が、これらのお弁当を通してひとときの安らぎを感じていただけたら幸いです。
 なお活動の詳細は下記公式サイトの記事をご覧ください。(こちらも私が書いています)

https://tainan-jp.com/news/446/

今日(25日)中午,3位經營餐廳的台南市日本人協會會員們,將150個手作便當捐送給奇美醫院。
 提供者為「神戶廚房」福田雄介先生、「貴一郎SRT燒肉」大槻一郎先生及「Mr.拉麺」野崎孝男先生。另外在奇美醫院任職的古關光浩醫師給雙方當中人。
 台南也昨天起禁止內用,餐廳老闆都非常辛苦,在這麼的艱難中,他們都樂意提供許多便當,真令人佩服! 他們(和共同製作便當的員工們)還把「加油!」「謝謝!」等留言寫在蓋子上。
 希望在不小的壓力之下拼命從事醫療的朋友們,透過吃這些便當,能感到一點安慰。

自由時報報導

2021/05/24

社団法人「台南市日本人協会」設立間近

 「社団法人 台南市日本人協会」が、まもなく正式に設立されます。
 台南には数多くの日本人住民がいます。主婦の方や学生さん、お子さんも少なくありません。人によっては言葉に不慣れだったり、地元の友人が少なかったりするために、生活していく上でしばしば困難に突き当たります。たとえば医療、子供の教育、法律等々。現在のような緊急事態下にあってはなおさらです。
 こうした事情を受けて今年の4月、「Mr.拉麺」を経営されている野崎孝男さんが声を掛け、お医者さんや大学教員、実業家など何人かの有志が発起人となり(私もその一人で、理事に就任予定)、政府の認可を受けた公益団体「台南市日本人協会」を準備して参りました。以後台南に暮らす日本人とその家族の方々の生活の質の向上に向けて、精進して参ります。
 公式サイト(https://tainan-jp.com/)にはエッセイ風の記事も頻繁に更新されていますので、ぜひご注目ください。

   「社團法人 台南市日本人協會」即將要成立了!
  台南有不少日僑居民,包括家庭主婦、學生、小孩等。有些人因語言不通,或在地朋友不多的關係,常會遇到生活上的困難,或許得不到需要的資訊。例如醫療、教育、法律上的種種問題,尤其是在這個緊急事態之下。
  因此今年4月初由Mr.拉麵經營者野崎孝男先生提起,然後醫生、大學教師、實業家等有幾個日籍新住民當發起人(我也是其中一個),細心籌備成立一個政府認定的公益團體「台南市日本人協會」。以後為了提升台南日籍新住民們和其家族的生活品質,用心服務!


2021/05/15

コラム「魔除けで溢れる台湾と日本」

 nippon.comのコラム、今回のテーマは台湾と日本の「魔除け」です。魔除けは古来から生活の一部としてあり続けてきて、どれほど科学が発達しても、人々はそれらを受け継ぎ、改変し、さらには創作したりしています。

  在nippon.com寫的專欄,這次的主題為台灣和日本的「辟邪物」。驅邪自古以來占了人類生活的一部分,即使是在科學發達的時代,人們還是將過去的觀念傳承下來,有時也會改變它,或是創造新的辟邪物。

「魔除けで溢れる台湾と日本――爆竹とアマビエ」
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g01076/

「處處都有避邪物的臺灣和日本――爆竹與Amabie」
https://www.nippon.com/hk/japan-topics/g01076/ 







2021/05/01

シャマン・ラポガン先生の干しトビウオ


 台湾の離島、蘭嶼(らんしょ)から届いたトビウオの干物!
 原住民タオ族の作家であるシャマン・ラポガン氏が自ら船を漕いで捕獲し、山から伐り出して運んできた龍眼(リュウガン)の薪を使い、細心の注意を払って燻したものです。
 海辺に持って行って写真に収めてから、さっそくいただきました。最高に美味しい! 海の香りが五臓六腑に染み渡り、噛めば噛むほど味わいが出てきます。肉は厚く、骨まで食べられる。
 実は一口食べてすぐ思い出したのは、昔札幌に住んでいたとき最も好んで食べていた鮭とばでした。
 そして2013年1月に蘭嶼を徒歩で一周し、シャマン・ラポガンさんにお会いしたときのことも。色々お話を聞かせてくださり、さらに日本語に翻訳された作品が掲載された本を二冊もくださいました。
 先日シャマン・ラポガンさんが「誰ももらってくれる人がおらず、豚に食べさせるしかない」と言われていて、それはあまりにもったいないと20尾注文したのですが、どうやら少なすぎたようです。

  收到來自蘭嶼的飛魚干!
  這是達悟族作家夏曼・藍波安老師親自划船捕獲,接著用從山林裡扛過來的龍眼樹柴,細心煙燻的。
  我先把它帶到海邊拍攝後,馬上吃了一尾,真好吃! 香沁肺腑,越嚼越香。肉厚,骨頭也可吃。
  其實這味道讓我想起的是,曾經住在北海道時最愛吃的鮭魚干。
  也讓我回顧2013年1月去蘭嶼徒步環島的時候拜訪夏曼・藍波安老師,老師還送給我兩本他小說的日文版書。
  老師說沒人要,只能給豬吃,我覺得太可惜,於是訂購20尾,但看來我訂得太少了。