2017/02/26

塾の仲間と

 早稲田日本語塾で働いた二年間に数多くの友人ができた。塾をやめてから二年経つ今もよく当時の学生たちが蕎麦を食べにきてくれる。彼らの成長した顔を見て、シンプルな日本語でおしゃべりするのがとても嬉しい。
 以前の同僚の田原先生が来月日本へ戻られることになり、今日当時の学生たち数人と店に来てくださった。ささやかなクラス会、尽きない話。
 人生の風景は絶えず変化していく。人と別れては人に出逢う。一つの終わりは一つの始まり。過去の悲喜こもごもを背負いながら、足は踏み出すことを止めない。行く先に何があるのか誰も知らないけれど、楽しむ勇気を持っていたい。

  曾經在早稻田補習班工作兩年,交許多朋友,已經離開兩年了,現在還常常有當時的學生來洞蕎麥用餐,很高興看到他們及用日語聊天。
  之前的同事田原老師,不久要離開台灣了,今天舉辦小小的同學會,大家都有聊不完的話。
  人生是不斷的變化,離別他又遇見她,一個結束是一種新的開始,背著過去的悲喜哀樂,兩隻腳總是往明天走,雖然沒有人知道未來會遇到什麼,但希望我們可以擁有一顆遇到任何事情都能享受的勇氣。

2017/02/19

台南にモノレールができる?

 「慢活」(スローライフ)の町とよく謳われる台南で、早ければ来年にもモノレール建設工事が始まるそう。これだけの規模の町に近距離移動用の電車が走るのは何もおかしくないし、移動手段が限られている若者やお年寄りや身体の不自由な人にとっては必要でもある。
 ただ、もし五年前にモノレールがあったら、ぼくはこの町に来なかったろう。
 三十年前、四十年前のこの町の姿を知っている老台南人(地元の年長者)にとって、ここ数年の急激な「発展」ぶり、どんどんビルや大きな建物が建ち、むかしながらの風景は消えるか商業化の道を突き進むかの二局にわかれ、なじみの場所や店や人が減っていく一方という状況は、果たして?
 台南の「慢活」はますます感じ取られづらくなっている。それを探るには、目に見える風景よりも、老台南人の心に注目するべきだ。

(画像は台南モノレールのイメージ図)