2022/09/25

翻訳小説『フォルモサに吹く風 オランダ人、シラヤ人と鄭成功の物語』発売

陳耀昌著/大洞敦史翻訳・編集協力
『フォルモサに吹く風 オランダ人、シラヤ人と鄭成功の物語』(東方書店)

 17世紀フォルモサ(台湾)の、オランダ統治期から鄭成功の死去に至る激動の時代を、オランダ人牧師の娘マリア、原住民シラヤ族の娘ウーマ、鄭成功麾下の漢人・陳澤という三者の視点から描き出した長編小説です。
 2年前、陳先生からデビュー作である『福爾摩沙三族記』日本語訳の依頼をお受けしてから、出版社を探したり、台湾文化部の助成金プログラムに申請したりと出版に向けて努力してきましたので、こうして形になり感無量です。陳先生、東方書店編集部の家本さん、下村作次郎先生をはじめ、ご協力くださった方々に厚くお礼を申し上げます。

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陳耀昌著/大洞敦史日譯及協助編輯
《フォルモサに吹く風 オランダ人、シラヤ人と鄭成功の物語》
(中譯:在福爾摩沙吹的風;荷蘭人、西拉雅人和鄭成功的故事)(東方書店出版)

  陳耀昌醫師的第一本小說《福爾摩沙三族記》(2012, 遠流)日譯版,這週在日本開始販售了。舞台為17世紀的福爾摩沙。透過亨布魯克牧師的女兒瑪利婭、西拉雅族女孩烏瑪和鄭氏勢力將軍陳澤這三者的視角,描繪出在從荷蘭統治時期到鄭成功去世,這個動盪時期發生的許多故事。
  在此感謝陳醫師、東方書店家本編輯、下村作次郎教授為首,協助製作這本書的所有人!
台灣朋友們如果想購買的話,請用Email告訴我。
一本750元+運費。 dadong1(小老鼠)icloud.com

2022/09/04

長田哲氏(台湾カゴメ社長)、野嶋剛氏(ジャーナリスト)講演会

台南市日本人協会の第九回例会・講演会。今回は台湾カゴメ社長の長田哲氏と、著名ジャーナリストの野嶋剛氏にご講演いただきました。 入社5年目から海外勤務をスタートされ、過去アメリカに7年、上海に11年など、30近くもの国を渡り歩いてこられた長田社長の経験談や、海外で働く上では「専門性・知識」に「語学能力」を掛けあわせたものが信頼感であるというような仕事観、たいへん勉強になりました。 野嶋先生は2年半ぶりのご来台。台北から講演会場へ直行され、安倍氏逝去後の日本政界のパワーバランス、日本人の台湾認識の変遷、日台関係の未来図と提言などを、「歌舞伎の構図」「三つの盾」などのキーワードを使って明晰にご解説くださいました。今日は高雄の新図書館でご講演、150名の予約が入っているとのこと。台南の私たちのためにお時間を縫って有意義なお話を聞かせてくださり、心より感謝です。