2019/05/31

初の中国語著書『遊步台南』(皇冠)6月3日に台湾で出版


中国語で書いた初の本『遊步台南:12位藝術家的台南慢時光』(皇冠)が、6月3日に台湾で出版されます。


〈出版社の紹介ページ〉
http://www.crown.com.tw/crown108/06Jun/408082.html
〈PV〉
https://youtu.be/HhTDF3l3GoY

2年以上の時間をかけ、11名の台湾・日本のアーティスト(魏德聖/一青妙/謝銘祐/大久保麻梨子/佐佐木千繪/蔡舜任/陳世憲/山崎達也/大竹研/葉東泰/蔡宗昇 敬称略、順不同)と共に、市場、旧跡、寺院、食堂、商店、民宿、書店、美術館など60の様々なスポットを訪ね歩き、アーティストからその場所にまつわる物語を聞いたり、そこで体験したことをエッセイにまとめました。皆が台南を愛している事には変わりありませんが、その愛し方とかモノの見方がそれぞれ違っていて、本では12の異なる角度から、この町の魅力や特徴を浮き上がらせました。

取材中いたる所で、ユニークで愛すべき地元の人々に巡り会いました。この本を書く上で大きな目標に据えていたのは「台南の人から暮らしの知恵を学ぶ」ということ。私はもう七年以上この町に暮らしていますが、とても学びきれません。この町は知恵の宝庫だとつくづく思います。

この本にご協力くださったアーティストの方々、取材させていただいた方々、編集者の皆さん、そして妻の蕭米真に、心から感謝いたします。

7月に台南でささやかな発表会を企画中、詳細が決まり次第お知らせします。