2017/03/05

野嶋剛さん新・洞蕎麦へ

 二年前、ぼくがまだ日本語の塾で働いていた時期に週刊誌『AERA』の海外で働く日本人特集で「そば打ち修行中」と題して自分の足跡と夢を取り上げてくださった作家の野嶋剛さん。今日は中国語の新刊『台灣十年大變局』(聯經出版)をめぐる連続トークイベントのため台南へ来られ、タイトなスケジュールのなか洞蕎麦にも足を運ばれランチを召し上がっていってくださいました。おりしも店内はほぼ満席で、三線で歌も唄ったりし、当時の夢が今も順調に育っている様子をご覧いただけて幸いでした。午後は妻とトークイベントに参加し、その後近くのカフェでお話もお聞きし、読むことと書くことに改めて取り組んでみたいと思い始めた矢先に、非常に大きな刺激をいただいた次第です。
 日本、台湾、中国で次々に著作を出され、広い視野と細かな分析で読者に台湾及び東アジアの過去と今への理解を深めさせてくれる野嶋さん。自分も氏のバイタリティの100分の1でも日々ひねり出していこうと思います。

  兩年前,我還在日語補習班工作的時候,作家野島剛先生在日本著名週刊雜誌『AERA』的「在海外工作的日本人」特集裡寫出我的足跡及夢想,那篇文章的題名為「手作蕎麥麵修行中」。今天野島先生為了參加他的新書《台灣十年大變局》(聯經出版)分享座談會來台南,活動前特意來到洞蕎麥用餐,非常感激。他來的時候剛好店裡幾乎滿座,我彈三線唱歌,很高興能夠讓野島先生看到我當時的夢想現在還蠻順利成長中的樣子。下午跟太太一起參加新書分享會,然後在附近的咖啡廳聊天。幾天前開始想以後要認真看書及寫作的我,剛好今天聽他說期待看我的文章,是個很大的動機。
  野島先生在日本、台灣及中國陸續出書,著作有《最後的帝國軍人:蔣介石與白團 》《故宮90話》《銀幕上的新台灣》《被誤解的日本人 》等等,用很細微又寬廣的視野,帶領讀者透過閱讀他的書更深度了解台灣及東亞的過去與現在。期許自己也能天天得到他100分之1的能量。