現代台湾を代表する歴史小説家、陳耀昌先生の訃報に接しました。心より御冥福をお祈り申し上げます。洞蕎麥に足を運んでくださって面識を得、その後何度もお会いして、たくさんの事を教えていただきました。17世紀オランダ統治下の台湾をえがいた作品『福爾摩沙三族記』を『フォルモサに吹く風』の題で日本語訳させていただいたのが3年前のこと。惜しむらくは、ここ2年間翻訳と日本の出版社探しを進めてきた、100年前の台湾の社会運動をえがいた小説『島之曦』が、もうあと3ヶ月後には出版されるところだったことです。生前に本を手にとっていただくことがかなわなくなり残念でなりませんが、故人の念願でもあり、このまま出版企画を進めてゆければと願っています。
陳先生、長年お世話になりました。そしてご闘病おつかれさまでした。これからも台湾のゆくえをお見守りください。
得知現代台灣具有代表性的歷史小說家──陳耀昌醫師辭世的消息,深感哀痛,謹此致上最誠摯的哀悼。陳醫師曾來過洞蕎麥用餐,得以結識,之後多次會面,受教良多。三年前,我有幸將他描寫十七世紀荷蘭統治時期台灣的作品《福爾摩沙三族記》譯成日文版《フォルモサに吹く風》。
遺憾的是,過去兩年來我進行翻譯、並尋覓在日本出版機會的另一部長篇小說《島之曦》,描寫百年前台灣社會運動史,即將於三個月後出版。雖然已不能讓陳醫師拿到日文版,但是這部作品在日本翻譯出版是陳醫師生前的夙願,我希望能依照他的心願,繼續推進出版計畫。
陳醫師,感謝您多年來的照顧,這幾年辛苦您了。請您從天上繼續守望台灣的未來。
2025/11/17
陳耀昌先生ご逝去の報に接して
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