2020/04/29

下村作次郎先生にお会いする

 およそ三十年にわたり台湾原住民文学の研究・翻訳を手がけてこられた下村作次郎教授。先日台南にある国立台湾文学館を訪問され、短時間ながらお目にかかることができました。私も今、十七世紀の台南を舞台にしたある長編歴史小説の翻訳に着手しようとしているところなので、『フォルモサに咲く花』(陳耀昌著・原題《傀儡花》)、『大海に生きる夢』(夏曼・藍波安著・原題《大海浮夢》)など先生が手がけられた数々の翻訳書は大きな拠り所となりそうです。


  約三十年來從事研究及翻譯台灣原住民文學的專家・下村作次郎教授前幾天來訪台南的國立台灣文學館,我雖短暫的時間,有見到他。我現在也要開始規劃某本以十七世紀的台南為舞台的長篇歷史小說,因此下村教授所翻譯的日文版作品,例如陳耀昌《傀儡花》、夏曼・藍波安《大海浮夢》等都會給我許多的啟發。

2020/04/15

オーブンで医療用マスクを消毒

オーブンで医療用マスクが消毒できるという台湾のニュースに書かれていた話を試してみて、その過程を動画にしました。
用小烤箱消毒口罩的試驗過程。

2020/04/11

大林宣彦監督

大林宣彦監督、闘病お疲れ様でした。一貫して盲信的な経済発展に警鐘を鳴らしながら、尾道を舞台に「平和とは」「幸福とは」「人を幸福にする町とは」という問いを投げかける映画を撮り、文章を書いてこられた監督。私にとって現代の最も重要な思想家の一人でした。これからも監督の残された作品をかみしめながら、人・町・幸福について考えつづけて参ります。

知名電影導演大林宣彥先生去逝。他對於我而言是現代最重要的思想家。一直以來,對盲目的經濟發展主義敲警鐘,以他的故鄉—廣島縣尾道為舞台製作會使人思考:和平是什麼?幸福是什麼? 什麼樣的城市會讓人幸福?等等問題的電影作品。我以後也要重複的咀嚼他留下來的影片或文字作品,關於人、城市和幸福等問題思考下去。

2020/04/04

洞蕎麥の卒業式



  在門口倒廚餘,洗廚餘桶,是一天的結束。
  早上7點半出門到菜市場買菜,到了店裡穿上工作服就開始煮飯,製作蕎麥麵,熬柴魚高湯,切蔥,切雞肉,洗油炸鍋等等備料,11點開始營業,有時候在眼前排了好幾張點餐單,跟時間鬥爭,有時候失誤或等待太久要向客人道歉,但也有時候看到客人滿意的樣子,心裡得到安慰和鼓勵。14點打烊後就要把所有在營業中用過的東西洗乾淨,有時候還要做一次麵,去補貨,休息1〜2小時之後再開始備料,晚上從17點半營業到21點,再來洗碗盤和工具,打掃,確認庫存和訂貨,23點左右倒廚餘,拖著沾上油煙味的身體回家。我和太太這樣走過來接近5年,她的工作時間比我還長。明天(4月5日)是畢業典禮,好好珍惜最後一天!

 玄関先で生ゴミを捨て、バケツを洗えば一日が終わる。
 朝7時半に市場に出かけて野菜を買い、店に着いて作務衣を着たら米を炊き、蕎麦を作り、出汁を取り、葱を切り、鳥肉を切り、フライヤーを洗い等々して11時に開店、時にはずらりと並んだ注文票を前に時間と闘い、時にはミスをしたり待たせすぎたりしてお客さんにお詫びをし、また時にはお客さんの満足げな様子を見て慰められたり。14時に店を閉じてからは営業中に使用したあらゆる物を丹念に洗い、時にはもう一度蕎麦を作り、足りない食材を買いに行き、1〜2時間の休憩を挟んで再び準備、夜は17時半から21時まで営業し、その後再びあらゆる物を洗い、掃除し、食材の在庫をチェックして足りないのを注文し、23時ごろ残飯を捨て、油の匂いが染みついた身体を引きずるように家路に就く。私たち夫婦はこういう暮らしを5年ほど続けてきて、妻は私以上に長時間働いてきました。明日(4月5日)は卒業式。最後の一日を大切に過ごしたいと思います。