2020/09/11

カダヤシを探して

  日本でカダヤシ(蚊絶やし)、台湾で大肚魚(肚は腹の意)と呼ばれている魚を探しに台南郊外の沼沢地へ行ってきました。ボウフラを食べる肉食魚であることから、1911年、マラリア対策の一環としてハワイから船で移入され、途中50匹まで減ってしまったものの、その後繁殖に成功して全国の池や小川に放たれ、野生化しました。
 五十代以上の人の中には、カダヤシを食べた事のある人も多いようです。子供のころお菓子を買えないときにおやつ代わりに食べていたとか。小川のほとりで、大きい缶詰の鉄の蓋を鍋代わりに、お婆さんの台所から持って来たサラダ油と醤油を垂らし、カダヤシを焼いて食べたそうです。映画のような情景ですね。
 さて友人が教えてくれた場所には、ヤドカリやエビはいるものの小魚がおらず、いったんまき餌を買いに町に戻り、餌をまきまき観察するも梨のつぶて。雑草を刈り取っていたおじさんから、近くにある廟のそばでつい二、三年前にカダヤシを捕ってニンニクと一緒に炒めて食べたという話を聞き、該当の場所に移るもやはり見つからず。5、6人の地元住民に聞いても、昔はたくさんいた、カダヤシは美味いが、グッピーとの合いの子は肉が苦くておすすめできないなど、トリビアは得られたものの肝心のどこにいるかはわからずじまい。話さえ通じるならシラサギにも聞いてみたい、きっと一番くわしいのはかれだろうから。
 最終的に、カダヤシを飼っているという友人の家にお邪魔して、撮影させてもらいました。それを魚の専門家にも見せたら、たしかにカダヤシだとのこと。ただしグッピーの血も混じっている可能性もあり。
 いずれにしても、念願の魚にやっと会えて感激しきりです。アドバイスをくださった皆様に感謝。









  昨天po了尋找「大肚魚」的事後,受到許多朋友們的建議或分享故事。
  在屏東長大的林老師說:小時候沒有零用錢,就拿著牛奶罐的鐵蓋子當做煎鍋,去阿嬤的廚房A一些沙拉油及醬油,在小圳溝邊煎大肚魚,再加醬油做成紅燒大肚魚,很香又很好吃。
  1911年為了抑制瘧蚊,從夏威夷坐船來到台灣的大肚魚,原來之後成為許多人的童年往事,如今卻變成罕見的魚。
  今天早上8點多,到了四草魚塭裡。在當地朋友告訴我的水池中,我看見寄居蟹、小蝦子或較大型的魚,卻都沒有小魚的蹤影。
  太太建議撒飼料,所以先撤退去安平釣具店買一包飼料,老闆建議去安平小炮台旁的水池看看,還是沒有,再回到四草,正在割草的大哥告訴我們大眾廟附近比較多,他才兩三年前在那邊捕了一些大肚魚,跟蒜頭一起炒。
  然後到了大眾廟附近的水池,還是一直找不到。問過五,六位當地人,他們都說以前很多,味道不錯,甚至告訴我配孔雀魚的雜種味道很苦,純的大肚魚才好吃。也想問問魚塭裡的白鷺,可能最熟悉的是牠們吧!
  但是我很幸運,一位朋友告訴我她有養好像大肚魚的小魚,到了傍晚,我拜訪她府上,然後拍了照片,傳送給魚的專家請求識別。結果,這幾隻小魚確實是大肚魚! 不過有可能也有孔雀魚的血統。
  反正終於能夠見到大肚魚的面目,我高興極了! 有許多朋友們給我建議,才能讓我見到牠,以及長知識。衷心感謝!