2020/04/29

下村作次郎先生にお会いする

 およそ三十年にわたり台湾原住民文学の研究・翻訳を手がけてこられた下村作次郎教授。先日台南にある国立台湾文学館を訪問され、短時間ながらお目にかかることができました。私も今、十七世紀の台南を舞台にしたある長編歴史小説の翻訳に着手しようとしているところなので、『フォルモサに咲く花』(陳耀昌著・原題《傀儡花》)、『大海に生きる夢』(夏曼・藍波安著・原題《大海浮夢》)など先生が手がけられた数々の翻訳書は大きな拠り所となりそうです。


  約三十年來從事研究及翻譯台灣原住民文學的專家・下村作次郎教授前幾天來訪台南的國立台灣文學館,我雖短暫的時間,有見到他。我現在也要開始規劃某本以十七世紀的台南為舞台的長篇歷史小說,因此下村教授所翻譯的日文版作品,例如陳耀昌《傀儡花》、夏曼・藍波安《大海浮夢》等都會給我許多的啟發。