2023/03/26

高雄の三信高校で日本の歌を合唱

 高雄の三信家商にて「日本歌謠饗宴」と題したスピーチをし、日本語学科の生徒さんたちと「Believe」「涙そうそう」などの歌を練習し、合唱しました。

2023/03/24

『自由時報』掲載の若田さん記事、日本語訳

 台湾のメジャー新聞『自由時報』で報道された若田珠昭さんの記事の日本語訳をこちらに掲載します。なお「不老騎士」とは2012年の台湾のドキュメンタリー映画で、平均年齢75歳の17名の方々が支援団体の協力の下にバイクで台湾一周した活動を記録したものです。

『自由時報』の記事はこちらから読めます。
https://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/4244713
若田さんのブログはこちら。
https://rtwbymotorcycle.blogspot.com/

■「13年間に35か国を旅した日本人不老騎士、コロナ後初の旅は台湾環島(一周)」
(『自由時報』2023年3月19日、劉婉君執筆)

 今年で74歳になる日本人「不老騎士」若田珠昭さん。59歳の時に大型バイクの免許を取得し、過去13年間に35か国を訪れ、バイクで旅しながら各国の風土を見聞してきた。今年初め台湾在住日本人・大洞敦史さんの著作『台湾環島 南風のスケッチ』を読んで台湾一周の旅を計画。14日間の旅程を経て、本日(19日)ゴールの台南市に無事到着した。
 旅を愛する若田さん。「若い頃は仕事に打ち込んでいて、やりたい事がなかなかできずにいた。リアイア後にバイクの免許を取ったのは、機動性が高く便利な乗り物だと思ったから」。これまでにアメリカ大陸、ヨーロッパ、中央アジアなどの国を走り、台湾は36か国目にあたる。コロナ以後初めて訪れた国でもある。
 大洞さんにはフェイスブックを通じて連絡を取り、レンタルバイクや民宿の手配をしてもらった。2週間前に台南から出発し、主に台湾各地の漁港、魚市場、伝統的な市場を見て回り、花蓮のタロコ渓谷、宜蘭の礁渓温泉、嘉義の故宮南院なども訪ねた。日本では見られない魚がたくさん見られたことに、特に興味を引かれた。
 「最後まで順調に旅する事ができました。台湾はバイクの旅にぴったりだと思います。日本から近く、治安もよく、漢字を使ってコミュニケーションも取れます。西洋に比べれば物価も安く、人々も親切で暖かい。ただ日本とは意味の異なる漢字もあるので、そこは注意が必要ですが。また、私はゆっくり走行する方なのですが、猛スピードですぐ横を追い抜いていく若いライダーもいたりするので、左右に移動する際は気をつけていました。この点を除けば、台湾の交通にはもうだいぶ慣れました」
 各国をバイクで旅する間に多くの友人ができた。今回も同様だ。「将来、また台湾を一周するつもりです」。次回は自ら魚を調理し、民宿の人たちに振る舞ったりしてみたいと言う。「コロナが落ち着いて、バイクで海外を旅する日本人も増えてきています。今回の旅の経験をブログで発信し、同好の士たちの参考に供したいと思っています」
 「私はこれまで、世界各地を旅する間、何か困った事が起きるたびに地元の方々が手を貸してくれて、とても暖かい気持ちになりました。それで私も、日本に来られた外国の方々が同じような思いを抱いてくれたらいいなと思って、サポートをしたりもしています」

2023/03/10

高雄の高校でガレット(蕎麦粉のクレープ)教室

 高雄の三信家商高校にて蕎麦粉のガレットを作りました。フランス・ブルターニュ地方の名物として知られるこの料理。当地の土壌は塩分が多くて小麦が育ちにくい一方、ソバは育つということで、昔から栽培されてきたそうです。現在入手困難な卵、ハム、チーズにキユーピーマヨネーズ、青海苔、花かつおを加えて和風テイストに。学生さんたちには、以前ここで作った蕎麦と味噌以上に楽しんでもらえました。

  在高雄三信家商舉辦 Galette de sarrasin à la japonaise(日式蕎麥可麗餅)製作體驗。蕎麥可麗餅是法國布列塔尼(Bretagne)的傳統小吃。當地土壤含有鹽分,不適合種小麥,但蕎麥可以生長。今天除了現在很珍貴的雞蛋、火腿、起司之外,以日本美乃滋、柴魚片及青海苔為調味。同學們都很喜歡,吃得比之前做的蕎麥麵、味噌還更開心。Bon appétit(請享用)!

2023/03/06

若田珠昭さん(73)バイクで台南から台湾一周の旅へ

愛媛県松山市にお住まいの若田珠昭さん。1949年生まれで、定年退職後にバイクの免許を取得され、これまでに35もの国を旅してこられたライダーです。拙著『台湾環島 南風のスケッチ』(書肆侃侃房)をお読みくださったとのことで、台南発着でバイクで台湾一周したいとご連絡をいただき、地元のレンタルバイク店を探してさしあげました。ほとんどの店から長距離はダメと断れるなか、唯一「騎士派」というお店で貸してもらえて、昨日5日に出発されました。反時計回りに回られて、約2週間後に台南へ戻られる予定です。祝一路平安。

來自愛媛縣松山市的若田珠昭先生,1949年出生,退休後考到機車執照,至今到35個國家機車旅行。他看到我的著作《台灣環島 南風のスケッチ(素描南風)》聯繫我,說想要從台南騎機車環島。我幫他找租機車店,可是幾乎所有的店都不接受環島。唯一台南火車站附近的「騎士派」願意出租,於是他昨天5日順利出發了。昨天晚上到高雄,今天會到東港。預定18日會回到台南。祝他一路平安。歡迎媒體來採訪喔!