2017/05/16

『ママ、ごはんまだ?』

 あなたにとっての「お袋の味」は何かと聞かれて、ミートソースパスタと答える人も、トムヤンクンと答える人も、焼き魚にお新香に味噌汁と答える人もいる でしょう。日本人の母を持つ一青妙さんの答えはしかし豚足、肉ちまき、大根もち。台湾の大家族の元に嫁ぎ、近所のおばさんに台湾料理の作り方を習ったりし ながら台湾の生活に馴染むべく努力を重ねたお母さん。亡くなってからおよそ二十年後、一青妙さんが実家でふと見つけた一冊のノートは当時お母さんが料理を 習いながらメモしたレシピ集でした。そうしてかの有名なフランスの小説のように、このときよりお母様と料理をめぐる数々の記憶が次々に蘇ってきたのでし た。映画『ママ、ごはんまだ?』日本・台湾各地の映画館で上映中です。

   你的「媽媽的味道」是什麼菜? 有的人會回答:番茄醬義大利麵,有的人會回答:冬蔭,有的人會回答:烤魚、漬物、味噌汁......。但有日本母親的作家一青妙的回答可能是:豬腳、肉 粽、蘿蔔糕。因為一青妙母親嫁給台灣大家庭,融入台灣生活,請鄰居阿姨教她做台灣菜。母親過世二十年後,一青妙在老家發現一本筆記本,是當時母親跟著鄰居 阿姨學習料理時寫下來的食譜。好像《追憶似水年華》似的,此時許多回憶從記憶的深層湧出來。《媽媽,晚餐吃什麼?》現在在台灣各城市的電影館上映中。

予告編:https://www.youtube.com/watch?v=oJHFVOPle-8