2023/10/24

『台湾 和製マジョリカタイルの記憶』発売日、近藤弥生子さんの番組に登壇。


 『台湾 和製マジョリカタイルの記憶』(康鍩錫著、大洞訳、トゥーヴァージンズ)いよいよ本日発売です!
 それに合わせ、台北在住の文筆家・近藤弥生子さんがパーソナリティをつとめる音声アプリVoicyチャンネルにて、マジョリカタイルの魅力を色々お話させていただきました。登録不要ですぐにお聴きいただけます。なによりも写真が素敵ですので、できればぜひ、紙の本をお手にとってご覧ください。

「台湾マジョリカタイルの世界を、大洞敦史さんに教わろう」
https://voicy.jp/channel/2779/642593
  康鍩錫《台灣老花磚的建築記憶》的日譯版《台湾 和製マジョリカタイルの記憶》今天在日本發售!
  台北的作家近藤弥生子老師今天特別邀請我,讓我在她的網路頻道裡介紹這本書。照片真好看,也歡迎台灣朋友們看看原著喔。

2023/10/22

日台在宅医療シンポジウム

 21日と22日、台南と高雄で開催された、奇美病院主催の在宅医療をめぐる日台シンポジウムで通訳をつとめました。
 首都圏最大規模、さらに与論島や石垣島、海外でも在宅医療をおこなっている「悠翔会」理事長の佐々木淳先生のお話で私がもっとも印象に残ったのは、過去から未来にかけての日本の人口の推移や、高齢者の体力調査のデータをわかりやすく図示しながら、「日本の高齢者の体力は年々若返っており、多くの人が就労を希望している。働くことが運動になり、文化活動になり、社会参加にもなって人生を豊かにし、身体・認知機能の低下をふせぐ。就労を希望する人に多くの機会を提供するべき」と話されたことでした。
 また福井県と軽井沢で四つのクリニックを運営する医療法人オレンジグループの紅谷浩之理事長は、「医療的ケア児」と呼ばれる子どもたちの支援に力を入れており、また「地域との関係づくり」を重視したさまざまな活動を行っています。患者さんや不登校の子どもたちに居場所を提供し、彼らが食事を作ったり編み物をスタッフに教えたり、別の患者のケアをしたりしているそうです。体力をつけてから社会に参加するものと皆考えているけれど、社会に参加することを通じて心身の健康を獲得する可能性もあると言われ、海遊びから飛行機を乗り継いでの離島への旅、ディズニーランドへの旅など、さまざまな実例をご紹介くださいました。
 講演後は数多くの質問が飛び交いました。台湾の在宅医療を一歩推し進めるものになったことでしょう。今回の活動をコーディネートされ、ご招待くださった蔡岡廷先生、どうもありがとうございました。

悠翔会
http://www.yushoukai.jp/


オレンジホームケアクリニック
https://www.orangeclinic.jp/


  奇美醫院主辦,21、22日在台南和高雄舉行的台日居家醫療研討會上,我擔任了口譯。
  在東京首都圈最大規模的居家醫療團體「悠翔會」理事長佐々木淳醫師的發言給我留下了深刻印象。他用清晰的圖表,展示從過去到未來日本人口的趨勢,以及老年人的體力調查數據,然後說:「日本的老年人體力逐年年輕化,許多人想要就業。工作可以成為運動、文化活動及社會參與的方式,它可以豐富人生,幫助保持身體和認知功能。我們應該提供更多的機會給那些想要工作的人。」
  此外,經營位於福井縣和長野縣輕井澤的四家診所的醫療法人「Orange集團」理事長紅谷浩之醫師專注於照護「醫療護理兒童」,並重視著與社區的緊密聯繫。他為患者和不上學校的孩子們提供可以放鬆的空間,在那裡他們可以一起煮飯、教學針織給診所職員,或者照顧其他更嚴重的患者。人們通常認為應該先增強體力,然後才能參與社會,但也有可能,是先參與社會,透過這個活動獲得心理和身體的健康。這是他的觀點。他還分享了許多實例,如讓身上帶著呼吸機的小孩們海灘度假、坐飛機前往離島、前往迪士尼樂園等。
  演講結束後,觀眾們提出許多問題給講師們,現場相當熱鬧。我相信這次座談會一定會有助於台灣居家醫療的發展。最後我要非常感謝,規劃這次活動並邀請我的蔡岡廷醫師。

2023/10/14

高雄の三信家商で手打ち蕎麦教室

在高雄三信家商,跟日語科和餐飲科的同學們舉辦了手打蕎麥麵教室,這次使用的是我最近從東京帶回來的日本產石臼磨蕎麥粉,品質相當好。製造商是東京墨田區、位於晴空塔附近的「霧下蕎麥」,1772年創業。

2023/10/07

馬場克樹さん講演会、翌日は大洞の「広島昔話」会

 10月6日、馬場克樹さん講演会「私の台湾スラッシュ人生」(台南市日本人協会主催)。もともと馬場さんがご出演予定だった音楽フェスティバル・南吼音樂季が天候により中止となり、私からリモートに切り替えるご提案をしたところ、「IT技術が発達した現代社会だからこそ、会える時には直接顔を合わせることが大事」との強い思いにて、わざわざギターをかついで台南まで足を運んでくださり、ご自身の歩みから人生観、文明論にいたるスケールの大きなお話をお聞かせくださいました。心より感謝申し上げます。

 翌7日は私がザボンの名産地である麻豆の製糖工場跡地・總爺藝文中心の趣きある日本家屋にて、広島県につたわる昔話「みょうが宿」「鼻きき源助」「狼の眉毛」「北方と南方の村ざかい」「三本の矢」を中国語でお話しし、それぞれの中身を読み解きながら、広島の歴史や人々の暮らしを紹介しました。台湾では「愛的禮物」という名で知られている瀬戸の花嫁を歌ったりも。ご招待くださった台日友好交流基金会、風雨に負けず足を運んでくださった方々、私と馬場さんを車で連れて行ってくださった蔡廳長に感謝です。

  10月6日,馬場克樹老師演講「十年磨多劍」(日本人協會主辦)。雖然老師原本要參加的南吼音樂季因天候取消了,我向他提出要不要改成視訊演講,但是馬場先生非常希望面對面的互動,所以在颱風天下,戴著吉他和音響機器,特意從台北來到台南,分享許多故事和人生觀、令人感動。

  隔天7日,我的演講「從兒童故事看廣島的生活文化」(台日友好交流基金會主辦,在麻豆總爺很有味道的日式房子),分享五個童話「茗荷宿」「鼻子靈敏的源助」「狼的眉毛」「北方和南方的境界」和「三支箭」,及藉此介紹廣島的人文歷史。講到瀨戶內海,應該唱「瀨戶の花嫁(愛的禮物)」。好幾位朋友不畏風雨來聽這場活動,也令人非常感激。也感謝台日友好交流基金會的邀請和幫忙、抽空開車載我和馬場老師到麻豆的蔡廳長。