2021/01/09

コラム「台湾人と牛肉——日本のすき焼きをめぐる台湾牛肉食文化伝来史」

  すき焼きを中心に、ステーキや牛肉麺など、台湾人の牛肉食について書いたnippon.comのコラム、本日日本語版が公開されました。

 昔の日本と同様、台湾でも長く牛肉を食べるのはタブーで、今でも食べない人が多いのですが、日本統治期の台湾では、1910年の新聞にすき焼き専門店オープンの広告が載っていたり、生涯日本語を話さなかった民族運動のリーダー・林献堂が定期的に友人を集めて「鋤焼会」を開いていたり、龍瑛宗の日本語小説「龍舌蘭と月」の中で、田舎の男が「何もないけれど、鶏をしめてすき焼きをやろう」と言って旅人をもてなそうとするシーンがあったりと、それなりにすき焼き(牛肉とは限らない)や牛肉食が普及していました。ぜひご一読ください。

日本語版:
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g01013/


  寫了一篇有關壽喜燒(sukiyaki)歷史的專欄。壽喜燒在台灣已有一百多年的歷史。一生不說日語的民族運動領導人林獻堂先生也定期邀請朋友們舉辦「鋤燒會」,作家吳新榮先生愛煮「除菜肉外只用糖、豆油做佐料」的關西風壽喜燒,還有在龍瑛宗先生的小說「龍舌蘭と月」裡,一個貧窮的台灣鄉民也打算宰雞煮壽喜燒來為旅人接風洗塵。

中文版:
https://www.nippon.com/hk/japan-topics/g01013/