2020/06/21

唐渡千紗さんコラム「絶望の過去を持つ国ルワンダの強さ」

 アフリカはルワンダで二人のお子さんを育てながらレストラン「ASIAN KITCHEN」を営む唐渡千紗さんが、nippon.comにコラム「絶望の過去を持つ国ルワンダの強さ―コロナ禍で見えてきたもの」を寄稿されました。ルワンダ社会のいまを伝えてくれる貴重なレポートです。

「この国に数年住まわせてもらって見えてきたのは、1994年のあの絶望があればこそ、ここ(安定した秩序を保った国になるところ)まで来たということだ。あの頃には絶対に戻りたくない、戻らないのだという強い国民感情、それが現政権への確固たる信頼と支持、明日への希望へとつながっている。」

 唐渡さんと私は小学校の同級生。小四のころ日々報道されていた虐殺のニュースは今も強く記憶に残っています。現在は、国民の大部分が貧しい暮らしを余儀なくされている中でも、アフリカ屈指の治安の良さを誇り、差別を感じた事もないとか。アフリカへの目を見開かせてくれる一篇、ぜひご覧ください。

https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g00888/