2021/02/12

台湾水牛のルーツ

牛年元旦,向台灣水牛敬一杯!

うし年の元日にあたり、台湾の水牛に敬意を表して。

“(17世紀荷治時期)荷蘭人決定教導福爾摩沙人種植水稻,而黃牛力氣小,又有些怕水。倪但理(Daniel Gravius)牧師在巴達維亞(現印尼雅加達)住過,覺得那裡的水牛力氣大,又喜歡在水中打滾,如果要教福爾摩沙人種水稻,水牛比黃牛的效率好多了,於是向公司無息貸款了一大筆錢,引進一百多隻水牛,送到他管轄的蕭壠社去養殖。”(陳耀昌《福爾摩沙三族記》)

“(17世紀のオランダによる台湾統治期)オランダ人がフォルモサ人(台湾原住民)に水田による稲作を教えることを決めたが、黄牛は力が弱く、水を恐がるために不向きだった。ダニエル・グラヴィウス牧師はかつてバタヴィア(現インドネシアのジャカルタ)に住んでいたことがあり、現地の水牛の力が強く、水の中で転がるのを好むことを知っていたので、もしもフォルモサ人に水稲栽培を教えるとしたら、水牛のほうがずっと効率がいいと考えた。そこで東インド会社に掛け合い、まとまった金を無利子で借りて百頭あまりの水牛を購入し、自身が管轄する蕭壠社(現台南市郊外)に送って繁殖させた。”(陳耀昌『フォルモサ三族記』)