2018/02/07

花蓮で地震発生

 ここ数日、台湾各地で断続的に小さい揺れが続いていた中、先ほど(2/6 23:50)飛び込んできた、東部の花蓮でM6の地震が発生したとのニュース。花蓮市では統帥大飯店や鍋料理店の入っているビルなど幾つかの建物が崩れたり傾いたりして、消防・警察・軍が救助に向かっている。想起されるのは台南の維冠金龍ビル倒壊でかつてない犠牲者を出した2016年2月6日の台湾南部地震、あの時も今も農暦正月を目前に控え、町がお祝いムードに包まれているさなかの、かつ寒波が押し寄せている中での災害となった。救助にあたる方々の無事と健闘を心から祈ります。
 友人の荘さんは台南の消防士で維冠金龍ビルの時も救出作業にあたり、その後関西大学大学院社会安全研究科に入学し、つい先日修士論文を書き上げたばかり。テーマは災害現場における指揮連携システムの国際比較。彼のように日頃から災害に直面している人が持っている数々の問題意識を、もっと共有していかないとならない。