2015/05/08
防空壕の記憶
日本統治時代の台南市長羽鳥又男氏のご子息、羽鳥直之氏と奥様、東京台湾の会の高橋さんが日本から台南をご訪問中。私は通訳その他のお手伝いをさせていただいています。今日は烏 山頭ダムで催された八田與一技師の墓前祭へ。八田氏のご遺族、金沢市長や加賀市長など二百名を超える方々がこの日のために日本からお出でになったそうで す。
儀式の前に、友人のジープに乗って八田家の旧居へ。近くに防空壕が残されており、羽鳥氏はそれをご覧になって、ご幼少の頃に家にあったものと同じだ、近くに爆弾が落ちると爆風が防空壕に入り込んできて何もかも見えなくなった、などと昔話を聞かせてくれました。
なお氏が当時お住まいになっていた場所は「台南市長官邸」として整備されており、今はパサディナという高級レストランが入っています。後日そこも訪問する予定。
日治時代台南市長羽鳥又男先生的子息羽鳥直之先生夫妻跟東京台灣之會理事高橋小姐從日本難得來到台南。我過幾天都會跟他們同行幫他們翻譯、連絡等。很榮幸的。今天去烏山頭水庫參加八田與一技師墓前祭,聽說約兩百個日本人為了參加這場儀式從日本來台南,包含八田技師的遺族、石川縣金澤市長跟加賀市長等。
儀式開始前,我朋友載我們開Jeep去八田家舊宅,羽鳥先生看見一個防空洞就說:那個跟我小時候在家裡有的防空洞長得一樣,美軍來空擊的時候我們躲在這裡面,有一天炸彈落到防空洞附近,暴風吹進防空洞裡,什麼都看不見了。
他小時候的家是台南市長官邸。現在帕莎蒂娜餐廳開在那裡。我們過幾天內會訪問。